LGBTQの入門的な本を幾つか買って読んでいる。
「医療者のためのLGBTQ講座」編:吉田絵理子
「LGBTってなんだろう」藥師実芳・他
「LGBTヒストリーブック 絶対に諦めなかった人々の100年の闘い」ジェローム・ポーレン
「クィア・アクティビズム」新ヶ江章友
「クィア・アクティビズム」はまだ読みかけ。
どれも良い本だった。
「医療者の…」は一般の人にもわかりやすく書いてあるので、基本的な医療目線の知識が分かる。
二つ目の「LGBTってなんだろう」も大体同じような内容だが親などが読むような想定で
書かれたもの。
ヒストリーブックは子供用に書かれたものらしく、短いエピソードが年代別に並んだ作り、平易にしてある分エピソード同士の関係性が少し分かりにくいかもしれないがアメリカの運動の面白いエピソードが満載で良い。1900年代前半から2014年辺りまでをフォローしている。
「クィア・アクティビズム」は割と出たばかりの本、大学の教科書用として書かれている。フェミニズム運動から説明されていて性表現規制などにも触れられていてかなり面白い。まだ読み終わっていないが歴史をざっくり追うならこれはとても良い。
歴史を紐解くととにかく大変ということだけは良くわかる。たくさんの人間が命を賭して戦っている。アメリカで女性の参政権が認められてから、まだ100年くらいと思えば日本の状況をみてもまあなるほど思わなくもない。
プリキュアもLGBTQの問題を扱うご時世なので、大雑把にでも知識があった方が良い。
LGBTQはの問題は色々なことと繋がっているということだけはわかった。