今日は天気が大変よろしかった。暑いくらい。
先日は、すーちゃんと仕事で対談。
27歳だって。
出会って14年たったわけだね。
もうすっかり大人なのだけど、どうもこっちは出会った時のイメージから更新があんまりされていない気もしていて、ときに子供扱いして失礼なことを言っているかもしれない。
14年前は震災の翌年で、関東以北は特に沈んだ気分で、もう日本は終わったんじゃないか?と、そんな風に少なくない人が考えていたと思う。
私はその数年前にビデオシリーズのアニメで初めて監督をしたものの、そのあとの監督の話はさっぱり来ず、世の厳しさを味わっていた。(食うに困っていたわけではないので、それほど大袈裟でもないが)
年下世代が煌びやかに監督デビューしているのを少し拗ねた気持ちで眺めながらテレビの各話演出やら他人の監督の助手やらをやっていた。
震災の日も今は無くなってしまったマングローブというスタジオに行く最中で乗っていた電車がたまたま駅に着いたあたりで地震が発生して、尋常でない揺れを感じて窓の外を見ると駅のホームの向こうのビルがゆっくりと揺れているのが視認できて現実から浮遊したような気分を味わった。
そこから歩いてスタジオに向かって着いた時には仲間から津波の映像を見せられた。
原子炉が煙を吹いた映像を見たのはアイドルマスターを作っていたスタジオに向かうために阿佐ヶ谷の商店街を歩いていた時だと思う。
チェルノブイリのようなことが日本で起こるのか、と正直暗澹たる気分で歩いた。
すぐ後、沢穂希選手が女子サッカーワールカップの決勝でゴールを決めたのを見たのもアイマスのスタジオで随分と気分が上がった。
アイマスの仕事のあと、夏色キセキを手伝うことになり準備に入った。
シナリオ会議とかはアイマス、その他の仕事とかぶっていたかも知れない。
多分1話のコンテをやり始めたか、終わったあたりでゼクシズ新宅くんから監督のオファーを貰った。
ホラー的な内容の作品だったか記憶が定かでないが、少し自分の趣向とは違った。
監督の仕事をフイにするか電話口で一瞬躊躇したものの、夏色キセキが始まってしまっていたので、さすがに義理的にも難しく断った。
まあ、これでまたしばらくチャンスは無いだろうと思っていた。
夏色キセキ制作の後半戦、2012に年が明けてからだったような気がするが、夏色キセキのプロデューサーで今はバンダイナムコピクチャーズの社長の佐藤さんから唐突に監督の仕事を振られた。
もともと水島さんにオファーしていたのではないかと思うが、僕のところへ来た経緯は分からない。
企画を見て話を聞けば、1年間の長期シリーズ。
サンライズで仕事をするのは夏色キセキが初めてだったし、佐藤さんも私の仕事ぶりをさして知らなかったはずだが、アイドルものということでアイマスをやっていたことは話していたから、出来るかもと思われたのかもしれない。
とはいえ何処の馬の骨とも分からん演出家によくこんな大きい企画振ってきたな、と驚いた。
アイカツ!のタイトルはその企画書からついていた。
私はとくにアイドルに詳しいわけでもなかったので、はてどうしたものかと、半分当方に暮れた。
スケジュールも聞けば秋からの放映でゲーム筐体のボイスを録るためには、すぐにでも脚本を作り始めなければいけないような状況。
とはいえ、40代になった自分の最後のチャンスだろうな、と思ったので断るという選択肢はなかった。
なんとなく憂鬱だった自分の気分も世間の気分も重なっていて、それを紛らわすような作品というのは自然な流れだったのかもしれない。
当時の少女漫画も雑誌を買ってきてもらって、ざらっと読んだのだけれど、おじさんの感性で当時の流行りに乗っかるのは危険すぎたし、自分にできる範囲で振り切れることをやるしかなかったのだが、落語のネタ井戸の茶碗のような善人すぎて揉めるような世界観は当時の空気を考えれば子供は楽しいだろうという目論見で、結果それは当たったんだと今は思う。
いままた、世界は憂鬱だ。
そんな中で秋からアイカツ!の筐体が稼働するらしい。
歌って踊る。一日中戦争について考えるよりはよほど健康的だ。
色んな色をぐるぐるかき混ぜてしまえばグレー1色になってしまう。
が、かき混ぜられる力に抵抗するのはなかなか容易ではない。
色を作り出すのはひとりひとりの体で、芸能はそれを湧き出させる触媒のような役割をすると思う。
この前のポストのアクセス数がえらい数になっていて、なんだろうと思ったが筐体が稼働するニュースがあったからかと、合点した。
楽しみましょう。
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もう4月も終わり【2026年04月26日】
4月も終わりかけ、あいかわらず仕事は切羽詰まっている。
ラナンキュラスラックスが咲いた。
付いていたラベルの絵を見て白っぽい花なのかと思っていたけど黄色に赤っぽい筋の入った様な色味だった。
雨の日が少し続いたせいか、うどんこ病が発生していて薬をかけた。
あまり病気にはならないと聞いた気がするが、肥料あげすぎなのか?雨が続きそうな時は気をつけないといけない。
ハモグリバエなど虫たちが少々発生してきているので、あたたかくなったのを感じる。
普通のラナンキュラス、アネモネなど冬の花たちは終わりかけ。
ウチでは春の花は少し遅めの立ち上がり。
ジギタリスもまだ花芽は付いていなさそう。
日当たりが悪いんだろうなと思う。
これは枯れないだろうと思っていた、白い花のウィンティというサントリーの品種が枯れた。
地植えしていたのだが、雨が多くなってきてから調子を崩していた気がする。
サクラソウの仲間だったか、蒸れに弱いのかも知れない。
かなり大きくなる品種だったので残念。
ガザニアが花の上がりが少し落ち着いてきた。
暑さに強く、秋まで花が上がる様だけど、まだ小さい株なのでしばらくは咲かないのかもしれない。
アイカツアカデミー配信部が今日で終了とのことで最後の配信を見た。
2年頑張ったというのはすごいと思う。
最後は3000人超の視聴者がいて盛り上がっていた。
配信は週に何度もやっているわけで、その合間に練習・レッスンなどもこなしていたと思うと、どれだけ大変な2年だったのかと思う。
4人のこれからが上手くいくことを祈りたい。
テレビアニメをやっていた時も、毎シリーズ終わりを告げるのは心苦しいものがあった。
年単位で関わっているとみんな役や作品へのへの思い入れもひとしお上がっているものだから。
役者はみんな若いし、人生は長い。
こちらに出来るのは見守るくらいで、申し訳ないような気にはなる。
いい経験になっていてくれれば、と思うばかりだ。
菊地成孔のモダンポリリズム講義を見終わった。
ひとつ30分くらいで90回超ある。
ながら見だったから見たと言えるのか怪しいが、面白かった。
クラーベのあたりは何回も見たくなる。
クロス、ポリ、積み、クラーベ等、目から鱗でDCPRGが何をやっているのか、少しわかった。
リズム面白い。
一度見たゼロからの音楽文法をまた、ながらで流しながら見ている。
もう結構忘れているが、前より何を言っているのか少し分かる様になった気はする。
音楽は聞く専だが、理論がわかると鑑賞もまた違って楽しい。
仕事にも少し役立つ。
レプリカだって恋をする、来週はもう4話の放映。早い。
絵コンテはカトキさん。久しぶりに一緒に出来た。
アニメイションネイチャー、映画理論集成【2026年04月19日】
山村浩二「アニメーションネイチャー」を読み終わった。
作品はそれほど見ていない。頭山、年をとった鰐、は見たはず。
誰もが認める巨匠でありつつ、教育者でもある氏の芸大での講義を元にしたアニメーション論で作品の引用も多々あり、インディペンデント系のアニメーションのガイドブックとして読んでも面白い。
新人教育の参考になるかと思って読み始めたのだが、多様なアニメーションのスタイルを扱っているので、どう昇華するかはむずかしいかも。
自分のやっている仕事がアニメーションの中でも非常に狭い領域だというのは良くわかる。
しかし、一時期の商業アニメとインディペンデント・アート系のアニメーションの溝は最近少し狭まった様にも思う。
OP/EDの様な部分にインディペンデントな作家が起用されたり、本編内にも違う様式のアニメを入れ込む例が増えてきている気がする。
80年代あたりまでは意外と曖昧で両業界の親交もあった様なイメージだったが、90年代以降は、ほぼくっきりと別れていたのではなかろうか。
モルカーの見里さんの活躍などもあるし、再び入り混じり始めたのはとても面白いと思う。
TAAFの長編作品の審査員をした時、海外の人形アニメ作家の人が人形アニメ作品を強く推していたのが印象深かった。
良い作品だったのだが、他の映画祭でも賞を色々とっていて、これ以上推す必要があるのかというような議論をしたのだが、人形アニメはやはり報われていない、という意識をその作家は持っていた様な気がする。
もっと境界なく仕事の交流もあった方が、金銭的にもインディペンデントな作家に資するんじゃなかろうか。
その作家は、これから5年くらいかけて制作する短編アニメーションのシリーズを作るという様なことを言っていて気が遠くなった。
制作スケジュールの違いも商業アニメとの交流の敷居になっているととは思う。
本に戻るとメタモルフォーゼ、パースペクティブなど章立てで抽出しているテーマが面白い。結構たくさんの要素を抜き出して考えられていて、なるほどこんな風にアニメーションの要素が分解できるのかという気づきがある。
ナラティブの章は、さすがに自分でも考えたことがある様な内容で我々ほどストーリーに重きを置いていないのが印象的。
ともあれ、商業アニメのクリエイターもインディペンドなアニメはもっと見た方が刺激になると思う。
ネットで無料で見られるものも少なくないのが、今の時代の良いところ。
マクラレンの作品なんかNFBの公式YouTubeでほとんど見られるんじゃないか?
いい時代だ。
探していた映画理論集成の古本を手に入れた。
絶版で殆どどこでもプレミアがついているのだが、Amazonで超お安い値段で出ていた。
図書館の除籍本だから安かったのだろうか?
貸出の履歴を見ると3回くらいしか借りられていない様で、最後に貸し出されたのは99年4月26日。
約27年前だと思うと感慨深い。
四半世紀ぶりくらいに読まれるというわけだ。
読みたかったミュンスターバーグの訳が冒頭にあって、流石に全訳ではなく2章ほどの抜き出しだった。
しかし、方向性が知れたので満足。
ストレートに認知科学的な分析で、映画がどう観客に受容されるのか、空間の知覚などについて論じられていた。
今の認知科学の知見でどこまで正しいのかわからないが、こういうのが読みたかったという内容で参考になる。
認知科学で映画をまとまった形で分析した日本語で読める本は皆無なので、断片を集めて少しまとめられるといいのだが。
まだパラパラめくっただけなので落ち着いたら読みたい。
エアコンが壊れていたことが判明したので買い替え、今日工事も終わった。
猫たちは4時間くらいロフトに退避、かなり大きな音もするので年寄り猫には酷だった。
夏は快適に過ごせると思うので許していただきたい。
植物日誌【2026年04月14日】
苗で買った紫のスカビオサが咲き出した。
もともと蕾が結構ついていて今2つくらい咲いた。
咲くまでに時間がかかるが花持ちはいいのかも。
パンジー・ビオラを寄せ植えしている鉢は、ここのところ天気が良かったせいもあって水切れさせてしまったかもしれない。
単なる蒸れなのか、株元の葉が黄色くなり結構枯れている。
8号くらいの鉢に3株植えてあるので多すぎだったのかも。
一つは見元園芸のビオラなので生育旺盛だと思われ、水切れに拍車をかけてしまったのか…?
スカビオサと一緒に買ってきた白と赤紫のグラデーションのガザニア、同じ様な色目のラナンキュラスも元気で良く咲いている。
ガザニアはすごく花持ちが良い。
夏越し出来るといいのだが。
PWのガザニア・ビーストは夏もすごく強かったけど花は小さいので大きく育てないと見栄えしない。
どうもPWの植物と相性が悪い。
ジギタリスは盛り盛り大きくなっている。
花芽はまだの様子。
いちじくは葉が出始めてしまったが植え替えできておらず。まずい。
ローズマリーの苗は順調、レモン・ゼラニウムの苗は少し枯れてる葉があるが原因は謎。新芽も出てるので大丈夫だと思うが。
枯れたかもな、と思っていたブータンルリマツリが復活。新芽が増えたら大きな鉢に植え替えたい。
これまた調子の悪かったロニセラが新芽が出て大きくなった。
もともと寄せ植えに使ってたやつなのでまあしょうがないかと思っていたのだが、しばらくしたら植え替えよう。
遅くに植えたアネモネも、一つは花芽が上がった。
もう片方は花は咲かなそう。
モッコウバラは花芽がたくさん上がっている。
去年たくさん咲いてくれた檸檬色のヘリアンサスも芽吹いて調子良さそうだが、背が高くて去年は風で倒れまくったので、重い鉢に早めに植え替えたい。
寄せ植えのキンギョソウがたくさん咲いてくれている。
ストックともずっと咲いている、ネメシアは花芽は結構上がっていたのに思ったほど咲かない。栄養不足…というわけはないと思うのだが。
アマリリスはもう葉っぱが出てきてしまっているので今年は咲かなそうだ。
2年に一度くらいのサイクルなのか?
しかし鉢は小さくて歪んでしまっているので植え替えしないとまずい。
晴れの日が増えて、水やりがそろそろ大変になってくる。
放送開始【2026年04月12日】
レプリカだって、恋をする。の放送が始まった。
2025年の1月に木の実マスターが放送だったので1年ぶりくらいに担当作品が放送になったのだが、もっと間が空いてる様な感覚になってるのは何故だろう。
制作はプリプロから丸2年かかってるから、そのせいなのか。
基本原作通りに作ってあるが、少しキャラ解釈のアレンジが入っている。
シンプルな仕掛けながら、存在不安、喪失、ジェンダーなどのテーマをひっかけて描いているのが面白かったので引き受けた。
町屋良平の生きる演技は世界自体を舞台(演技の場所)に見立てて人生が侵食し合い果ては殺人にまで発展する。赤の他人の人生が乗り移ってくる描写はレプリカと似たものを感じる。
レプ恋はストレートに自分が2人に分裂し、レプリカはいつ消されるかわからない存在不安を抱え、人間は生き続けなければならないことに苦悩するという対比が面白い。
自分がラノベ的な小説で一番読んだ小説家は夢枕獏だろうか。
田中芳樹、栗本薫、平井和正、SFっぽいものが多かった。
火浦功、藤井青銅、氷室冴子…と読んで覚えてるのはこのくらいか。
谷甲州とかもラノベ的レーベルで書いてた。
筒井康隆なども当時はラノベ的な括りで捉えられていたのかも。
今はラノベも売り上げは苦労しているみたいだ。
文字で読む物語は、自分で勝手に妄想できて良い。
長い話も小説でないとなかなか創作は難しい。
アニメが売り上げに貢献できると良いのだが…。
今回は成り行きで音響監督も引き受けた。
役者は諸星すみれをはじめ、上手な人ばかりだったので助けられた。
音楽を自分で貼れたのは非常に楽しかったし、学ぶことがあった。
思いの外、自分の色が出た作品になったと思う。
私のコンテで担当の若い演出が頑張った9話が出色の出来なので、そこまで追っかけてくれると嬉しい。
そこまで見たら最後まで見たくなると思うし。
アイカツ!の小さなファンの方へ【2026年04月05日】
2ショット【2026年03月30日】
JAniCAの仕事と制作の追い込みが重なり、尋常でなく忙しかった3月。
一瞬の息継ぎ。
前の投稿が3月頭だったので3週間ぶり。
数日前、某作品の打ち上げもあったり。
TAAFの授賞式の打ち上げで安彦良和さんと写真を撮ってもらったのはちょっとしたご褒美だった。サインをしたり写真を撮られたりひっきりになしに話しかけられたり安彦さんのアイドルぶりを遠巻きに見つめていたが、最後の方でちょいと話しかけるチャンスを見つけたので…つい押しかけてしまった。
3月22日は原作者・榛名丼さんとトークショーをしに静岡まで行った。
用宗をのんびり散策できた。
気候がだいぶあたたかくなり地上部が無くなっていた植物も芽吹き始めた。
いちじくの植え替えもやらないとまずい。
園芸店に春の植物が溢れているはずで物色しに行きたい。
新しいオステオスペルマムと去年枯らした紫のオダマキとか。
夏に咲くものだとエキナセア。何度かチャレンジしているが、ことごとく失敗している。
同じく失敗続きのチョコレートコスモスも。
日陰用の宿根草もほしい。
花が咲くものはなかなか無いと思うのでリーフの綺麗なものが良い。
昨今の夏は植物にとっても非常に厳しいので上手く育つかは半分運。
PWの植物は暑さに強いものが多いけど、どうも私とは相性が悪いのか今ひとつうまく育てられない。
あんまり沢山買っても置き場所はないのだが、その季節にしか手に入らないものも多いので年に一度のチャレンジの機会を逸するのは惜しい。
夏に咲くものは、ひとつヘリアンサス・レモンクイーンが芽吹いて生き残っている。
シルフィウム・モーリーもあるが、去年は咲かず。今年はどうだろう。
寄せ植えの金魚草やストックも元気なので春はそれになりに色々咲いていそう。
枯らす率は徐々に減っている気がするので園芸の腕前と、植物選びが少し上達したのだと思う。
年末に黒猫が逝ってしまって間が立たずだが、隻眼で白い長毛のアメリカンカールがやってきた。
ブリーダーが放棄した子らしい。
どうもそういう子は沢山いる様で、残酷なものである。
おととし亡くなった老猫が長毛の白いアメリカンカールだったので空目する。
新入りは最近少し慣れてきた様でくつろいでいる。
残っている目も緑内障らしく、いつまで持つのかはわからない。
毎日、緑内障用の目薬をささなければいけない。
黒猫は癌であっという間に逝ってしまったので少し不安ではある。
のんびり読んでいた東浩紀の「平和と愚かさについて」を読了。
考えすぎればストーカーのように世界が狭くなるという話なのかもしれない。
ポケモンセンターでの惨事はせつない。
アニメは自分の外の世界を信じる縁(よすが)になりえるが、全ての人間に機能するわけでない。
4月7日からもう「レプリカだって、恋をする。」の放映が始まる。
誰かの縁となりえるだろうか。
銅メダル・値付け【2026年03月08日】
冬のオリンピックは、ほとんど見なかったのだけれどフィギュア女子のフリーだけ、仕事終わって気が向いたので見た。
そもそもあんな機会と場所で滑るということはとんでもなく緊張すると思うのだが上位選手は尋常でないメンタルを持っているのだと思う。
金メダルを取ったアリサ・リュウでとんでもなく湧いた会場の空気に呑まれず演技した(様に見えた)坂本花織を見ていて凄いという言葉しか出てこなかった。
銅メダル17歳の中井亜美嬢はアイカツ!が好きらしく携帯に美月とソレイユのステッカーを貼ってくれている。
17歳だとリアルタイムに見ていたのであれば幼稚園くらいの歳。
あんな、すごいお嬢さんがアイカツ!を好きだというのは嬉しい。
前回書いたアイカツプラネットのライブを見た記事がえらく沢山読まれていて驚く。
普段は植物の話とかだから、ほとんど読まれていないのだが(笑)
福尾匠×小川哲の対談をYouTubeで見ていて小川哲が値付けの問題を話していた。
他のたくさんの人間にとってはつまらない作品でも、たった一人の心に響いてその人間の人生を変えてしまうことはありうる。
しかし、それを2000円で売っても商売にならない、それをどう乗り越えるか考える必要がある。という話をしていた。
それは私もよく考える。
アイカツ!の様な子供向け作品にとっての商売は観客と商売相手に齟齬がある。
子供向けは基本的に子供がお金を直接作品周りに払うことはない。
ほとんどが親を通して参画する。
じゃあ親が考える子供に見て欲しい作品にすれば上手くいくのかというと、そう簡単ではない、と思う。
子供が面白いと思わなければ、商品が売れたりはしない。
単純に考えれば子供が面白がって、(消極的にでも)親が見せてもいい作品が正解、ということになる。
この2番手の視聴者(読者)をどう扱うかが商売的には結構肝だ。
例えば明らかにジャンル的に強いお客さんがいる場合、メインに考える観客をそこに置かない、ということができる。
それはジャンルの強みを利用させてもらいつつジャンルそのものを拡張する試みにもなる。
ニッチな観客にそうでないジャンルの力を使って届かせるということも出来なくもないんじゃないか(簡単ではないが)と思う。
いまアニメはそこそこ商売になれば作品が作れるという状況であると思うけど、オリジナルは「そこそこ」に届かないことが多い。
原作ありが多いのは他にも理由はあると思うけど、「そこそこ」なら上手くやればいけそうな気がする、んだが。
お金集め問題なんかもあったりするので、一筋縄ではないのは分かる。
マンガ・ワン騒動は人ごとではない。
社会復帰=元の職業に就く、とするのは単純には難しいだろう。少なくとも表現界隈の仕事は。
5年【2026年02月23日】
週末はアイカツプラネットの5周年記念のライブに参加。
プラネットは実写+アニメという変わった趣向で作られた。
何度も色んなところで言ったり書いたりしているが、私に話が来た時は何で?無理でしょと即答で断った。何せ実写に関しては素人なのだから。
それが何やかやと巻き込まれ、しかし終わった時には非常に面白い経験をさせてもらったと思った。
当時はコロナ禍真っ只中で、ライブなどとてもできる状態ではなく、せっかく顔出しの仕事をしている演者で作っているのにその真価を活かせる機会は少なく、こちらも申し訳ない様な気持ちだった。
不遇な作品であったと思う。
5年経って小規模とはいえ当時のメンバー(2人欠けてはいたが)が集まってくれたのは非常に嬉しい。
皆んな元気そうだったのも何よりだ。
ライブ中当時の映像が流れていたが、自分が本当に関わっていたのだろうか?という不思議な思いがした。実際、実写パートの撮影には付き合っていたが特に役に立つこともできなかったので半分お客さんの様な気分があるのかもしれない。
音楽も懐かしく夢見心地に聞いていた。
急に暖かくなってきた。
3月後半までは、また寒くなることもあるだろうが春を感じられて嬉しい。
芽が出ないかと思っていたアネモネ・ラナンキュラスも芽吹きそうだ。
寒さで枯れてしまった植物もあるので、少し足したい。
先週見た9話のラッシュは非常に良かった。
演出の頑張りが出ている。
ストリーボード作成で学ぶ演出(のための準備)【08】ステラ・アドラー「魂の演技レッスン」
役者向けのワークショップを本にしたもの。
ステラ・アドラーはスタニスラフスキーに指導を受けたというので読んでみたが、メソッド演技に凄く影響を受けたというわけではないらしく、割と普通な考え方で指導していたと思われる。メソッド演技に影響は受けているのだろうが直接的には触れられていなかった。
・脚本の読み方
・見えないものも想像する。
脚本に書かれていないディティール(ものがどこにあるとか、ものの重さ固さなど)をしっかり想像することで肉体が自然に動く。
・役の(脚本に書かれていない)歴史を掘り下げて想像する
とか、脚本に書かれていないことをしっかり想像すれば肉体は動く様になる。というのがざっくり全体を貫かれている考え方。
脚本に現れないディティールをどう作るかは、やはり演出家にとってももちろん大事なので参考になった。
