レプリカだって、恋をする。の放送が始まった。
2025年の1月に木の実マスターが放送だったので1年ぶりくらいに担当作品が放送になったのだが、もっと間が空いてる様な感覚になってるのは何故だろう。
制作はプリプロから丸2年かかってるから、そのせいなのか。
基本原作通りに作ってあるが、少しキャラ解釈のアレンジが入っている。
シンプルな仕掛けながら、存在不安、喪失、ジェンダーなどのテーマをひっかけて描いているのが面白かったので引き受けた。
町屋良平の生きる演技は世界自体を舞台(演技の場所)に見立てて人生が侵食し合い果ては殺人にまで発展する。赤の他人の人生が乗り移ってくる描写はレプリカと似たものを感じる。
レプ恋はストレートに自分が2人に分裂し、レプリカはいつ消されるかわからない存在不安を抱え、人間は生き続けなければならないことに苦悩するという対比が面白い。
自分がラノベ的な小説で一番読んだ小説家は夢枕獏だろうか。
田中芳樹、栗本薫、平井和正、SFっぽいものが多かった。
火浦功、藤井青銅、氷室冴子…と読んで覚えてるのはこのくらいか。
谷甲州とかもラノベ的レーベルで書いてた。
筒井康隆なども当時はラノベ的な括りで捉えられていたのかも。
今はラノベも売り上げは苦労しているみたいだ。
文字で読む物語は、自分で勝手に妄想できて良い。
長い話も小説でないとなかなか創作は難しい。
アニメが売り上げに貢献できると良いのだが…。
今回は成り行きで音響監督も引き受けた。
役者は諸星すみれをはじめ、上手な人ばかりだったので助けられた。
音楽を自分で貼れたのは非常に楽しかったし、学ぶことがあった。
思いの外、自分の色が出た作品になったと思う。
私のコンテで担当の若い演出が頑張った9話が出色の出来なので、そこまで追っかけてくれると嬉しい。
そこまで見たら最後まで見たくなると思うし。
