仕事の告知出たり【2025年08月10日】

私もちょいコンペで参加してた作品が制作発表されていた。

なるほど…という布陣。

監督は作画出身の人でスタジオも結構作画は頑張るところだと思う。

ビジネス周りのパートナーがどんな布陣なのか?

あの作品は、制作単体で決まる訳ではない筈なので。

私たちのチームは落ちた訳だが、大変な作品制作になることは必至だと思うので、自分が決まってたら胃に穴が空いてたかもしれん。

他人の作品はともかく自分の作品も情報解禁された。

「レプリカだって、恋をする」

1年以上ぶりの告知か。

もはや自分の制作能力とは関係なく、皆が寡作になっていく。

一つの作品を作るのにものすごく時間がかかる。

作品は青春、恋愛ものだが、仕掛けが面白い。

シンプルなアイデアを使い倒しているのが素晴らしい。

アニメの方はかなりギュッと圧縮した作りなので飽きずに見られるとは思う。

王道のボーイミーツガールな描写もあるので、割と幅広く楽しんでもらえる作品になっている…はず、まだ完成していないが。

意図せずなのだが、比較的に自分の色が出ている作品になっている。

青春ものの仕事がいつまで自分のところに来るだろうか。

アニメ自体は若い人に向けた作品が多いので、ボーイミーツガールな作品の割合は減りはしないだろう。

内容によるが、歳を取れば作り手と作品の距離は開くので、ずっと作り続けるのは難しそうだ。

恋愛は年齢関係ないので、青春とかでなければ意外と大丈夫。

要は登場人物と作り手の年齢があまりに離れていると、(心情的な)背景の描写も含めて難しくなるだろうということなのだが。

中年向けアニメもこれから増えたりするのだろうか。

リメイクは中年向けではある。
最近のリメイクの多さは、中年の観客が増えたからと思えば自然だ。

登場人物が中年だからといって、中年が見る訳ではないかもしれない。

植物は、最近葉っぱが喰われまくっていた原因はバッタらしいことに気がついた。

いくつかの植物で、あり得ないくらいあっという間に大きな穴が空いてた上に特に幼虫的なものも見つからずで、はて?と思っていたのだが小さなバッタが跋扈していることに気がついた。

バッタを駆除する薬もある様だが、どうも薬を撒きまくるのも嫌だな、と放置している。

少し収まっている様なので、様子見。

梅雨はダンゴムシ、アブラムシなど、今は蟻が大発生している。

植物が沢山あると虫が増えるのは、致し方ないのだろうが、枯らされるのは勘弁してほしいので、来年はやはり事前の対策がもっと必要なのかもしれない。

ここ数日、暑さが少し落ち着いた感じがする。

鉢も水が切れていない。

少し雨も降ってくれたので、地植えの植物もしばらくは大丈夫そう。

終戦から80年ということで、テレビの特集なんかが沢山やっていて、つい見てしまう。

YouTubeには、NHKの映像の世紀でも使われていたアメリカ軍の撮ったドイツの強制収容所の映像なんかが転がっている。

酷すぎて現実とも思えない光景。

ブルトーザーで折り重なった遺体を押しやりながら移動させてる映像なんか、作り物の様に見えた。


アニメも音楽も戦争も人間に熱狂をもたらす。

人間が身体から湧き上がる何かに抵抗することは極めて難しい、ということについて最近考えている。

30年前の高畑勲【2025年08月04日】

ETV特集で高畑勲が火垂るの墓を作っていた時のノートが見つかったという番組をやっていた。
内容は大したことはなく関わった人間の感想的インタビューが主で、肝心のノートは脚本の準備稿らしいが詳しく中身に言及されている訳でもなかった。
空襲にあった体験を岡山で講演している映像があって、それを長く見せてくれた方がよっぽど良かったと思う。


しかし、あらためて火垂るの墓を制作していた時の高畑の歳を知り今の自分とほぼ同じ年齢ということと、私が出会った時、彼はちょうど還暦くらいだったので制作から10年も経っていなかったことに驚きを覚えた。

その間に、おもいでぽろぽろ、ぽんぽこ、と2本の映画を制作しているので2年に1本の大作長編映画を作っていたことになる。

それはすごく働いていたということだ。
今の自分の体力を思うと、かなり過酷に思える。
30年前の高畑は確かに元気だった。

それとは別に現状の人手不足の状況では、そのペースでまともな映画を作るのは不可能だろう。

若い作り手が沢山いてすごい時期だった、ということだ。

火垂るの墓が上映された頃は高校生で友達と見に行ったが、比較的封切り直後に見に行っているはずなので、節子を火葬するあたりは動撮だったのだと思う、が記憶にはない。

リアルであれば、おばさんの家を出るなどということはあり得なかった筈で心中物と思って作ったという様なことを高畑は話していて納得した記憶がある。

30年前、高畑が先生をやっていた塾の最終日、就職したやつはいるかと聞かれ私ともうひとりふたり手を挙げた奴がいた気がするが、どこに就職したのかなどしつこく聞かれて、決まらなかったらジブリで拾ってくれたんかな?と思ったりもしたが、ジブリに行ったとて演出家には成れなかっただろう。

ということで、番組内容はともかく懐かしさを感じた。

昨日は中野でロロの30分ほどの短編芝居をいつもの内古閑さんと観た。

短編の割にはロロっぽくとても良かった。

全然違う時間軸の会話が噛み合い舞台上で重なるのは三浦節で舞台ならではの面白さがある、と毎度思う。

歌も入って、ハンサムな大吾を思い出した。

もう板橋駿也がいないのが残念ではあるが。

終わった後は少し2人でご飯。

楽しかった。
少し元気が出た。

あんぱん見てる【2025年08月03日】

朝ドラの「あんぱん」を割とマメに見ている、最近。
最初の方は、時々だけど。

のぶとたかしが結婚するまでに5ヶ月くらい費やしていて、のぶが主人公なのだから、そりゃそうかという気もするが心情の変化がゆったりしている。

ゆったり展開は最近は基本的に嫌われ気味な昨今。頭から盛り上がりがないとすぐに視聴をやめられてしまうという理由で。

1日約15分で月曜から金曜放送なので1週間で1時間と少し。
それを半年なので、総尺24時間くらい、普通の12話構成の1時間ドラマの倍くらいと考えると確かにゆったり展開できそう。

といいつつ、毎日の「話の引き」もしっかり作られている感はある。
ただスタートダッシュを決めて視聴者を引っ張る様な作りはしていないと思われ、しかし視聴者は毎度結構ついているわけで、歴史があるといっても新しい視聴者も常に流入しているのだろうし、稀有なドラマシリーズといえる。

アニメの場合は玩具シリーズくらいしか、これだけの尺を使ったドラマはつくれない。

90年代くらいまでは1年かけたシリーズが、そこそこあった様に思うが、今は本当に希少だ。

良くも悪くもドラマのフォーマット自体が物語の構造を決めてしまうところがあって、フォーマットが一緒というだけで話の作りが似て見えてしまう可能性はある。

同じフォーマットで、どうやって新鮮味を作るかは職人の腕の見せどころなのかもしれない。

アンパンマン誕生までは行くのかな?

夏は園芸オフシーズンと言いながらも、ここのところ雨が少ないので水やりを忘れるとまずい。

やりすぎても根腐れするが。

地植えにしているものも、流石に危険なので水をやる。

あじさいは葉焼けした。

チョコレートコスモスは根腐れした模様。
枯らすのは2回目、難しい…。

しかし咲かないかと思っていたチューベローズが咲きそう。
植え替えの時に分球を断念したので、栄養が分散されしまうかと思っていたが。

球根植物は強い、のでダリアも育ててみようか。
背が高い品種があれば欲しい。



仕事の告知がもうすぐ出そう。

久しぶり。