お便りありがとう。
この記事を読んでくれていることを祈ります。
「ねらわれた魔法のアイカツカード」を見てくれたそうですね。
楽しんでくれたようで嬉しいです。
アイカツのテレビシリーズではseason1〜2は星宮いちご、3〜4は大空あかりが主人公です。
魔法のアイカツカードはseason4の後に公開されているのであかりが主人公です。
2016年の夏に公開の映画だから、もう10年も前ですね。
懐かしい。
短い映画ですが、面白いことを詰め込めたので今でも気に入っています。
タグ: アイカツ
銅メダル・値付け【2026年03月08日】
冬のオリンピックは、ほとんど見なかったのだけれどフィギュア女子のフリーだけ、仕事終わって気が向いたので見た。
そもそもあんな機会と場所で滑るということはとんでもなく緊張すると思うのだが上位選手は尋常でないメンタルを持っているのだと思う。
金メダルを取ったアリサ・リュウでとんでもなく湧いた会場の空気に呑まれず演技した(様に見えた)坂本花織を見ていて凄いという言葉しか出てこなかった。
銅メダル17歳の中井亜美嬢はアイカツ!が好きらしく携帯に美月とソレイユのステッカーを貼ってくれている。
17歳だとリアルタイムに見ていたのであれば幼稚園くらいの歳。
あんな、すごいお嬢さんがアイカツ!を好きだというのは嬉しい。
前回書いたアイカツプラネットのライブを見た記事がえらく沢山読まれていて驚く。
普段は植物の話とかだから、ほとんど読まれていないのだが(笑)
福尾匠×小川哲の対談をYouTubeで見ていて小川哲が値付けの問題を話していた。
他のたくさんの人間にとってはつまらない作品でも、たった一人の心に響いてその人間の人生を変えてしまうことはありうる。
しかし、それを2000円で売っても商売にならない、それをどう乗り越えるか考える必要がある。という話をしていた。
それは私もよく考える。
アイカツ!の様な子供向け作品にとっての商売は観客と商売相手に齟齬がある。
子供向けは基本的に子供がお金を直接作品周りに払うことはない。
ほとんどが親を通して参画する。
じゃあ親が考える子供に見て欲しい作品にすれば上手くいくのかというと、そう簡単ではない、と思う。
子供が面白いと思わなければ、商品が売れたりはしない。
単純に考えれば子供が面白がって、(消極的にでも)親が見せてもいい作品が正解、ということになる。
この2番手の視聴者(読者)をどう扱うかが商売的には結構肝だ。
例えば明らかにジャンル的に強いお客さんがいる場合、メインに考える観客をそこに置かない、ということができる。
それはジャンルの強みを利用させてもらいつつジャンルそのものを拡張する試みにもなる。
ニッチな観客にそうでないジャンルの力を使って届かせるということも出来なくもないんじゃないか(簡単ではないが)と思う。
いまアニメはそこそこ商売になれば作品が作れるという状況であると思うけど、オリジナルは「そこそこ」に届かないことが多い。
原作ありが多いのは他にも理由はあると思うけど、「そこそこ」なら上手くやればいけそうな気がする、んだが。
お金集め問題なんかもあったりするので、一筋縄ではないのは分かる。
マンガ・ワン騒動は人ごとではない。
社会復帰=元の職業に就く、とするのは単純には難しいだろう。少なくとも表現界隈の仕事は。
5年【2026年02月23日】
週末はアイカツプラネットの5周年記念のライブに参加。
プラネットは実写+アニメという変わった趣向で作られた。
何度も色んなところで言ったり書いたりしているが、私に話が来た時は何で?無理でしょと即答で断った。何せ実写に関しては素人なのだから。
それが何やかやと巻き込まれ、しかし終わった時には非常に面白い経験をさせてもらったと思った。
当時はコロナ禍真っ只中で、ライブなどとてもできる状態ではなく、せっかく顔出しの仕事をしている演者で作っているのにその真価を活かせる機会は少なく、こちらも申し訳ない様な気持ちだった。
不遇な作品であったと思う。
5年経って小規模とはいえ当時のメンバー(2人欠けてはいたが)が集まってくれたのは非常に嬉しい。
皆んな元気そうだったのも何よりだ。
ライブ中当時の映像が流れていたが、自分が本当に関わっていたのだろうか?という不思議な思いがした。実際、実写パートの撮影には付き合っていたが特に役に立つこともできなかったので半分お客さんの様な気分があるのかもしれない。
音楽も懐かしく夢見心地に聞いていた。
急に暖かくなってきた。
3月後半までは、また寒くなることもあるだろうが春を感じられて嬉しい。
芽が出ないかと思っていたアネモネ・ラナンキュラスも芽吹きそうだ。
寒さで枯れてしまった植物もあるので、少し足したい。
先週見た9話のラッシュは非常に良かった。
演出の頑張りが出ている。
山は越えた…と思いたい【2025年10月12日】
ここ2週間は演出している話数のマーキング用のレイアウトチェックとオールラッシュ、打ち合わせなど仕事が山積でへとへとに疲れた。
なんとかマーキングは終わったので、レイアウトを仮チェックのままにしているものなどを出し切れば一息つける、はずだったのだが他話数の手伝いをしなければいけなくなった。
気分的には、大変なところは過ぎたのでよし。
紙媒体のレイアウトをデジタルでチェックするのは、とても手間だ。
タイムシートを直すにしても、紙で書かれたタイムシートをスキャンした画像データでは鉛筆で書かれた絵のタイミングと何秒何コマなど表す印刷されたフレームが一緒くたに画像になってしまっているので鉛筆のデータだけ消したい場合も、フレームごとごそっと消えてしまう。
逆にデータで書かれたタイムシートを紙に印刷しなおした場合も、タイミングのデータだけ消すことはできないので直したいときは全部書き直す羽目になる。
いずれは紙は基本的に使われなくなくなるだろうが、この混交した状況はあと数年変わらないと思われるので少し気が滅入る。
もともと効率化とは程遠い様な仕事だが、すべてデジタル化してしまえば色んな部署で省力化出来ることが少し増えるはず。
voilの若いアニメーターたちは全員デジタル作画。
比較的みんな、しっかりとした絵と動きを描いていて感心した。
良い人だけを採用するというのは、なかなか難しいので社内の育成がうまくいっているのだろうと思う。
昔は、よほどのスタジオでなければ新人は結構画力の差が激しい印象だった。
もともとの粒が揃っているということもあるのだろうか。
ネットでうまい絵を見られる機会は圧倒的に増大していて、その影響があるような話は時々聞くけれど。
演出の方はどうなんだろう。
最近、ほとんどテレビアニメは見ていないので演出の技量のアベレージみたいなものが全くわからない。
自分の仕事の中で出会う人は、まあ大体普通というか年齢やキャリア相応の力量や悩みを抱えているといった印象。
制作からは演出の技量が落ちているような話はよく聞くのだが、明確に自分で実感してはいない。ベテランたちが体力的に辛くなってきているのは実感している…。
金曜はアイカツ×プリパラの初日で19時の回の上映後の舞台挨拶に呼ばれて見てきた。
女の子のファンがちゃんと来ていて楽しんでいた様子だったのが印象的。
通路を挟んだ隣に座っていた子は上映後に目元を拭っていた。
舞台挨拶の中で両方の作品見ていたかの問いかけに結構手を上げている人がいて、意外な驚きがあった。
少し裏に挨拶に行き、下地紫野嬢がいつになくテンションが高めで何だかありがたい気分を味わう。もう作品が終わって10年近く経っているのだ。
映画はステージてんこ盛りで、ファンなら誰でも楽しめるだろう。
舞台挨拶は結構な回数やる様で、監督の大川くんは毎度の様に引っ張り出されるので、これでだいぶ慣れるだろう。
初日はやはり若干緊張気味だったと思う。
自分の時のことを思い出す。
あまり自分ではわからなかったが、ずいぶん緊張していたと思う。
呑んで帰りたかったが、最近酒が残るのでそのまま帰宅した。
ロロ「まれな人」【2025年09月29日】
土曜ロロ「まれな人」観劇。渋谷ユーロライブ。
いつもの内古閑さんと。
「BGM」の様な人情噺。良かった。
直木賞作家とその編集担当が、ひょんなことから作家の中学生の頃の友達を探すことになるが、という出だし。
会いたいが会えない。
会えないまま思い出すという行為の中で、友達は鮮やかに蘇り、触れそうに近づいたところで友達は出会いを拒否して、しかし作家の中に色褪せずに残った。
出会って仕舞えば浦島太郎の様に、時間は白い煙となって吹き出して否応なく目の前に突きつけられる。
魔法が解かれることを拒否するには会わないという選択をするしかない。
私も玉手箱はあまり開けたくない方かもしれない。
日曜はJAniCAの仕事。
レプリカの仕事も立て込んでいる。
しかし二日酔いっぽくだるい。
夜中にウチのオス猫2匹が大騒ぎをしていた。
若い方が年嵩の方を追いかけ回して(本人はじゃれついてるつもりと思われる)年長猫は悲鳴をあげていたのだが、年長猫の方が明らかに体格がいいし、本気で戦えば勝てると思うのだが、どうもそうはならない。
関係性が固定化されてしまうと、そこから抜け出すのは心理的に難しいということなのか?
不思議だ。
9月も終わりかけ。
少し涼しい日が増えた。
寄せ植えにしたジニアの一つが枯れたので黄色と黄緑、2本のセロシアに植え替え。
他にもいくつか植え替えた。
春の終わりに買った宿根草は夏越しがうまく出来ずほとんど枯らしてしまったので秋にでているものを見に行きたい。
先週はレプリカの初ラッシュ。
同じ日にあったプリパラ・アイカツの初号にはいけず。
映画館で見るのを楽しみにしておこう。
舞台挨拶・いつ高【2025年06月22日】
週末は久しぶりに舞台の観劇。
三鷹でロロのいつ高シリーズの再演。
キャストは新しくなり、一緒に行った内古閑さんによるとアレンジもかなり加わっていたらしい。
期待通り面白かった。
舞台での役者の芝居は勉強になる。
特に日常をモチーフにした芝居は手の使い方や立ちポーズなど参考になることが多い。
アニメで人間の役者の様な芝居をさせるには、やはり手間や画力などの問題で相当に難しいと思うが、それでも上手く切り取れば可能だと思う。
リアルかどうか、ということではなく、人間が感情の発露や人に物を伝える時にやっていそうな体の動きをそれらしく作り出したい。
ロトスコープを使ったからリアルになるという物でもなく、上手な役者はリアルでないとしても「らしさ」で何かをうまく伝える術を持っているように思う。
上手いアニメーターもそうだろう。
映画を見ているよりも、常に全身が見える舞台の方が役者の技術をわかりやすく感じることができる。
帰りに喫茶店で内古閑さんと話し込み、長居しすぎて店員なのか店主なのかおじさんに追い出される。
久しぶりに会って積もる話が尽きなかったもので。
日曜は午前中にアイカツ!メモリアルステージの舞台あいさつ。
下地嬢、川上嬢と登壇。
客席には知り合いの大学生のリアルファンだったお嬢さんも来てくれていた様で嬉しい限り。
楽屋の雑談で、横浜で開催中の衣装展に来てくれているお客さんも、ほとんどが女の子と聞いた。
劇場にも結構女性ファンが来てくれていた。
10thの時でしばらくこの手の登壇も無くなるだろうと思っていたが、忘れた頃に呼ばれて記憶を掘り起こすきっかけになっている。
とはいえ、どんどん制作時の記憶は遠のいているので今後も話すことができるのか自信はあまりない。
帰り道、ついでにとセール中の近所の園芸店に立ち寄ったのだが、あまりの暑さに少し熱中症気味になったしまった。
千日紅とPWのユーフォルビアとリーフを買う。
ホスタとかは欲しいと思ったが重くなるので諦めた。
オージープランツなんかは殆ど売れてしまっていた様だ。
家に帰って花壇を眺めてから、もう少し買ってくればよかったかなと思ったりする。
花がほとんど終わったバーバスカムは引っこ抜いて何か他のものを植えよう。
しかし、作業できるとしたら週末になりそう。
買ってきた苗も放置になりそうだが、あまりに暑いので心配。
あ、アメリカがイランの核施設を攻撃したとか…。
どうなることやら。
会議の前のサイン会【2025年04月25日】
ラジオに送り損ねたファンメールをくれたお嬢さんへ【2025年04月13日】
メール拝読しました。
ありがとう。とても嬉しかったです。
このブログを読んでくれると信じて、ここで簡単ですが返信します。
アイカツが好き、というその言葉にいつも我々は励まされています。
テレビの前に座っている30分ほどの間だけでも、見てくれた人が楽しければ良い。と、小さな野望を目標に私たちは番組を作っていました。
テレビの初回から10年以上経って、まだファンから覚えていてもらえる様な作品ができたことは望外の喜びです。
作品を作っているとき、果たしてこのアニメーションが何か人に喜びを与える事ができるのか、絶望を和らげる事ができるのか、不安でならないというのは大袈裟ですが、確信を持っていることは有りません。
作品が観客に出会って生まれた思いを我々が知り得る方法は限られています。その思いの一端を知り得る事が出来て、しかもそれが前向きなもので有るということは我々に勇気を与えてくれます。
星宮いちごに負けず劣らずドラマティックなあなたの人生に少しでもアイカツが加勢できたのなら、こんなに嬉しいことは有りません。
さて、アニメ業界はいまだに胸を張っておいでなさい、といえるような場所ではないですが、昔よりは随分過ごしやすくはなりました。
また、この業界は狭いもので出会いもそこかしこに転がっていると思います。
激動の世界の中で、日々やりたいことや、やれる事が変わっていくのはよく有る事だと思いますし、まずは気楽にやってみる、というは星宮いちごの精神でもあり、私の心情です。
ダメなら引き返せば良い。
あなたの道に幸があることを心より祈っています。
アイカツ!監督 木村隆一
植物日記・ラジオ出演・緊張の初作業【2025年04月10日】
しばらく前の雨で痛んでいた地植えのプリムラジュリアンは、やはり復活せず。残念。
近くに植えていたアワユキエリカ・プリティーレッドも気づいたら枯れかけていて、これも多分雨の影響。
アネモネはたくさん花が上がってとても華やか。
ラナンキュラスは花が大きくて持ちもよく、春を彩っている。
蕾は沢山上がっているのに全然咲いてくれなかったオステオスペルマムも花弁が開き始めて咲いてくれそう。温度か日光の問題だったのかもしれない。
買ったまま植え替えていない苗が沢山あるのだが、暖かくなってきてしまって早く植え替えないとまずい。
ビニールポットは水切れが早くて、気をつけていないとすぐ調子が悪くなってしまう。
土を買ってこないと植え替えできないのだが、買いに行く暇がない。
週末にはなんとかしたい。
日曜に出演したラジオ番組が流れた。
来週も私がゲスト。
依頼が来て収録まで間がなく放送も近かったので大丈夫なのかと思ったが割と楽しく話せた。
ラジオに出たのは10年以上前にアイカツ!の番宣的にニッポン放送のミューコミに出て以来だと思う。
スタジオの作りは結構違っていて、スタジオの一角に調整卓がありディレクターなどもそこにいた。
収録用のスタジオだからなのかもしれないが、いろんな形があるんだなと知る。
MCの檜山さんは非常に穏やかで良い方だった。学生の頃アイカツスターズ!を見てくれていたとか。
共通の趣味があったのだが、それは来週のネタとして使われていると思う。
たまに喋る仕事は刺激になって楽しいのだが、ラジオの仕事とか来ないだろうか。
私だけじゃ聞く人いないだろうけど。
月曜は緊張の初作業。
アニメ制作の一部ではあるけど、自分ではやったことのない役職を担当することになり、最後までアワアワしてなんか頭が真っ白になった瞬間もあったが、予定より早めに終了する事が出来たので周りは上出来だろうと思ってくれた様だ。
もう少し細やかに何か出来たのではないかという後悔はあるが、悪くはないものになっている筈。
来週はもう少し落ち着いて出来ると思う。
久しぶりに非常に緊張感のある仕事になっているが、上手くいけば良い作品になる予感を強く感じている。
Precious【2025年02月25日】
時間が経てば大人になったり忘れたり、だいたいのものは変わっていくものだけれど、何かしらずっと残り続けたり変わらないことを発見すると、それは特別なのだということが伝わる。
その変わらないものに自分が関与している時、嬉しい様な申し訳ない様ないたたまれないような、なんとも言えない気分を感じることがある。
自分が関与していたとて、それはその人のものでその特別はその人が作りあげたものだから私の手柄では無い。しかし関わってしまっていて、あまつさえ感謝されたりするのは重たくのしかかってくる様に思えることもある。
自分に、これ以上出来ることはあまり無いと思うと途方にくれる。
しかし、その何かしらの特別を人の中に発見した時、もう少し頑張ろうか、という気も少し湧いてくる。
途方に暮れつつも探り探り、もう少し歩いてみようか。
週末に下地紫野のライブに行った。
何か溢れて言葉が出てこず会わずにそのまま帰った。
良いものを見た。
