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明けまして

クリスマスにやった先生は、話し出したらすぐ時間に収まり切らないのが分かってしまったので少し焦って分かりにくくなってしまったかもしれない。
反省。
声優の卵や、半分業界に足を踏み入れている子たちに向けて演出の仕事を説明しよう、ということだったのだが短くまとめるのは難しい。
リアリティについてなど結構むずかしいけど重要なことに踏み込んだのだが噛み砕ききれなかったかも。

年の瀬は色々やらなきゃいけないこと、やりたいことがあったけど疲れが出てしまったのか、あまり手がつけられずに終わった。
ぼやぼやしていると忙しくなりそうなので、事務的なことなどは早く片付けないと…。
本は数冊読めた。
今年は少しづつでも積読を崩したいものだ。

街は賑わいを取り戻した感がある。
元日から開けている店も多かったのは数年の売り上げを取り戻そうということなのだろうか。
明治神宮に初詣に行くと、人手はコロナ前に戻っている感があった。
お守りやおみくじなど売る場所は拝殿から少し離れた場所に設置されていて、まだコロナへの配慮がされていたが、境内の出店もあってほぼ通常営業になっていた様に思う。
おみくじ売り場で酒を片手にしたミュージシャン風のお兄さん達が「これ大吉とかないの?」と巫女さん姿の売り子に問うていたが、明治神宮のおみくじは和歌が書かれていて一年の指針にして下さいよ、というものなので占い風味は少ないのである。
大晦日から働いて帰りに寄ったという風情の人や、戯れている若い男女もいて賑わっていた。
表参道にも出店がずらりと並び、朝にはさすがに人手は少なかったものの昼くらいにはギッシリと人がいて繁盛している様だった。
元日から開けている飲食店は、ほとんど行列ができたいた。
千疋屋は、朝、店の前に大晦日に人が立ち入らない様にしたと思われる「立ち入り禁止」と書いた黄色いテープがべったり貼られていたが昼前には入り口前だけ剥がされて営業していた。
ほとんどの人は店には入れないので出店で何か買って沿道で食べていた。

今年は色々風向きが変わるのだろうが、私はどうだろうか。
先のことは何も決まっていない。
先のことは決まっていない、で四半世紀くらい生きてきたので怖いということも無いのだが、歳の近い人がポツリポツリと死んでいくのを見て私の残り時間はどんなもんかな、とはよく考える様になった。
とはいえ人生の残り時間など、おみくじを引いてみても分からないのだし考え過ぎても意味はない。
会いたい人に会う、とか小さな願いは忘れない様にしておけば実現できるだろう。
大きな願望は、もうあまり無いし実現の見込みも薄いので、あまり捉われるつもりははない。が、まったく無いわけでも無い。
なるべく出来ることを楽しく。

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