寒暖差が激しい【2026年05月25日】

前回が9日の投稿だから2週間ちょっとぶり。

もう何をしたのか忘れそう。

ほぼ仕事しかしていないから忘れることもないか。

先週末はロロの新作「ウルトラソウルメイト」を観劇。

友達の死は、なんとも不思議な感触で残っていて、しばらく会っていなかった友達などは特に実感も乏しく、しかし便りがこなくなったりすることでふんわり実感していく、のはみんなそんなものなのかもしれない。

近かった人は少し疼くような傷として残っている。

亡くした友達は今となっては自分よりみんな若く、日に日に歳の差は開いていく。
どうすれば生きていられたのか、考えても詮なきことであるし、生きてりゃ幸せというわけでも無かったかもしれない。

が、彼らが見られなかったものを自分が見ていたり出来たりしているのは幸福だと思っている。あの世への土産話としても積もろう。

帰りに内古閑さんと少し呑んだ。

夜はフクタケさんのお誕生日会へ。

80年代のアニメソングをたくさん浴びる。
祝いに来ているのか、こちらが祝われているのか分からない。

80年代には産まれてもいない若い人も楽しんでいて、それは楽しい。

久しぶりの酒で、いい気分になった。

Bar OPKは江口寿史も来るとか。

次の日は引っ張りまくっていた他人の作品の絵コンテをアップした。
さすがに自分でもどうかと思うほど、引っ張ったが、どうも体が重くて何をやるにも時間がかかる。

仕事はまだ山積み。
デジタルでの効率化を真剣に考えないと無駄に時間がかかっている気がする。
ひとりで、どうか出来るものでもないのだが。

とくにタイムシートの処理を効率化できれば大幅に時間短縮できる気はしている。

どこかのアニメーター?がタイムシートの作成ソフトを作っていて良さそうな感じだが、まだ触る時間がない。
調べるとOpen toonsもクリスタフォーマットのタイムシートソフトを作っていた。

今はクリスタで画像データとして扱っていて原画番号などは手で書いているんだからデジタルといってもデータの送受信、管理の部分だけで作成は超アナログ。

口パクの合わせは最近細かい合わせを求められるが、シートの書き直しが非常に面倒で何とか楽にしたい。

手持ちの仕事をさっさと終わらせて、来月でも少し触れると良いのだが。

黙々と【2026年05月09日】

ゴールデンウィーク終わり。
この時期に休んで遊びに行くわけでも無いのだが、普通に街の中は人が多いので日常が戻ってくるのはありがたい。

晴れた日は、もう夏の気配がするような気温。
植物の水切れも早い。

今週はオケカツとオンライン編集で出かけたくらいで、ほとんど篭って仕事。

今週カンパけた話の演出はアニメーター上がりで、まだ20代の若人。
今回が初めての20分尺の演出とのこと。
コンテは私。
とはいえアニメーターとしての腕前はなかなかなもので、彼のおかげで随分作画は持ち上がっていると思う。
かなり身を削って仕事をしていたので、やや心配だったが、出来は初演出としては十分だろう。
ベテラン演出の腕の衰えを感じる中、やはり若さは偉大だなという気にさせられた。
彼は作画オタクで、どこからか手にれた原画や線撮りを見せてくれるのだが、それに反応していると結構作オタなんですね、SNSなんかでそういう話をしていないから意外、というようなことを言われた。
確かに。
作オタというほどアニメーターを知っているわけでは無いけれども、世代的にアニメ雑誌などでアニメーターがアイドル的に扱われていた時代を過ごしてきたし、絵は好きなので、仕事上必要でもあり、ある程度の情報は知っている。
しかし、今の自分の仕事の嗜好は緻密な作画に興味は無くなっていている。
だからと言って、酷い作画がでも気にならないというわけでも無いのだが…状況は芳しく無い。

部屋に住み着いている三毛猫が、最近やたらと膝の上にのりたがるというか、側にいたがる。
以前からご飯を食べるときに私を呼んで、床に座り込んで横にいないと安心して食べてくれなかったのだが、特にご飯が食べたいときでなくとも呼ばれることが多くなった。
床に座ると膝の上にのってそのまま寝てしまう。
もう老猫なので、あまり無碍にするのも気の毒でしばらく動けない。
仕方ないので本を読んだり、スマホを眺めて時間をつぶす。
私も老いると人恋しくなるのだろうか。
もともと野良の子猫で家に引き入れてからでも半野良みたいに長いこと人に懐かなかったのだが、ここ数年で私には随分慣れてくれて病院にも連れて行けるようになった。慣れてからは寧ろ、人がいないと寂しいらしく激しく呼ばれる。
仕事が捗らず、うるさく感じることもあるが、快適な老後にはしてやりたいものだ。

アリが家の中に侵入してきていた。
どうも壁の隙間から出入りしているらしい。
仕方ないので、アリを退治する薬剤を庭に仕込んでいると、裏の家から「おかあさん!」「うるさい」「おかあさん!」「うるさい」「(泣く)」という母娘の会話が聞こえてきた。
文脈もわからないし聞いている感じ虐待ではないのだが、子供が気の毒には思えた。
昭和であれば日常風景なような気もする会話だが、京都で子供が殺されたりするご時世、景気が悪くなったり世の中余裕がなくなると弱いものに、ストレス発散の圧力が加わるのは世の常。
自分の老猫への扱いを思い出しつつ、これからまた子供が災難を被る時代が来るかと思うと、少し憂鬱になった。
多少なりとも世の憂さを晴らす道具としての娯楽は求められているかもしれない。

植物日誌【2026年05月05日】

ラナンキュラス・ラックスがうどんこ病になる。

病気にも強いとおもっていたのだけれど、うどんこ病にはかかりやすいらしい。

べニカXの液と粒剤を使ったが、今のところ効果はなさそう。
枯れはしないのかもしれないが、見た目はよろしくないのと他の植物にうつるといやなののでどうしたものか。

西洋オダマキは謎の幼虫に喰われていた。
薬を撒きつつ食べられたところはバサバサ切る。
花はすっかり無くなってしまったが、花芽が残っているのでまだ咲きそう。

天気が良くて水切れが早い。

これはホースを導入しないと無限に時間がかかりそう。

昨日はオケカツ!に行ってきた。

良い気分転換になる。

ホールに付属のパイプオルガンを使っていて耳福。

なんとチケットをとって聴きにきていたコニーさんと遭遇。

帰りはイムちゃん、石濱くん、瀬尾くん、わかちゃんと軽くご飯。

最近のイベントは毎度同窓会のよう。

夏?【2026年05月02日】

今日は天気が大変よろしかった。暑いくらい。

先日は、すーちゃんと仕事で対談。
27歳だって。
出会って14年たったわけだね。
もうすっかり大人なのだけど、どうもこっちは出会った時のイメージから更新があんまりされていない気もしていて、ときに子供扱いして失礼なことを言っているかもしれない。

14年前は震災の翌年で、関東以北は特に沈んだ気分で、もう日本は終わったんじゃないか?と、そんな風に少なくない人が考えていたと思う。

私はその数年前にビデオシリーズのアニメで初めて監督をしたものの、そのあとの監督の話はさっぱり来ず、世の厳しさを味わっていた。(食うに困っていたわけではないので、それほど大袈裟でもないが)
年下世代が煌びやかに監督デビューしているのを少し拗ねた気持ちで眺めながらテレビの各話演出やら他人の監督の助手やらをやっていた。

震災の日も今は無くなってしまったマングローブというスタジオに行く最中で乗っていた電車がたまたま駅に着いたあたりで地震が発生して、尋常でない揺れを感じて窓の外を見ると駅のホームの向こうのビルがゆっくりと揺れているのが視認できて現実から浮遊したような気分を味わった。
そこから歩いてスタジオに向かって着いた時には仲間から津波の映像を見せられた。

原子炉が煙を吹いた映像を見たのはアイドルマスターを作っていたスタジオに向かうために阿佐ヶ谷の商店街を歩いていた時だと思う。
チェルノブイリのようなことが日本で起こるのか、と正直暗澹たる気分で歩いた。
すぐ後、沢穂希選手が女子サッカーワールカップの決勝でゴールを決めたのを見たのもアイマスのスタジオで随分と気分が上がった。

アイマスの仕事のあと、夏色キセキを手伝うことになり準備に入った。
シナリオ会議とかはアイマス、その他の仕事とかぶっていたかも知れない。

多分1話のコンテをやり始めたか、終わったあたりでゼクシズ新宅くんから監督のオファーを貰った。
ホラー的な内容の作品だったか記憶が定かでないが、少し自分の趣向とは違った。
監督の仕事をフイにするか電話口で一瞬躊躇したものの、夏色キセキが始まってしまっていたので、さすがに義理的にも難しく断った。

まあ、これでまたしばらくチャンスは無いだろうと思っていた。

夏色キセキ制作の後半戦、2012に年が明けてからだったような気がするが、夏色キセキのプロデューサーで今はバンダイナムコピクチャーズの社長の佐藤さんから唐突に監督の仕事を振られた。
もともと水島さんにオファーしていたのではないかと思うが、僕のところへ来た経緯は分からない。

企画を見て話を聞けば、1年間の長期シリーズ。
サンライズで仕事をするのは夏色キセキが初めてだったし、佐藤さんも私の仕事ぶりをさして知らなかったはずだが、アイドルものということでアイマスをやっていたことは話していたから、出来るかもと思われたのかもしれない。
とはいえ何処の馬の骨とも分からん演出家によくこんな大きい企画振ってきたな、と驚いた。

アイカツ!のタイトルはその企画書からついていた。

私はとくにアイドルに詳しいわけでもなかったので、はてどうしたものかと、半分当方に暮れた。
スケジュールも聞けば秋からの放映でゲーム筐体のボイスを録るためには、すぐにでも脚本を作り始めなければいけないような状況。
とはいえ、40代になった自分の最後のチャンスだろうな、と思ったので断るという選択肢はなかった。

なんとなく憂鬱だった自分の気分も世間の気分も重なっていて、それを紛らわすような作品というのは自然な流れだったのかもしれない。
当時の少女漫画も雑誌を買ってきてもらって、ざらっと読んだのだけれど、おじさんの感性で当時の流行りに乗っかるのは危険すぎたし、自分にできる範囲で振り切れることをやるしかなかったのだが、落語のネタ井戸の茶碗のような善人すぎて揉めるような世界観は当時の空気を考えれば子供は楽しいだろうという目論見で、結果それは当たったんだと今は思う。

いままた、世界は憂鬱だ。
そんな中で秋からアイカツ!の筐体が稼働するらしい。

歌って踊る。一日中戦争について考えるよりはよほど健康的だ。

色んな色をぐるぐるかき混ぜてしまえばグレー1色になってしまう。
が、かき混ぜられる力に抵抗するのはなかなか容易ではない。

色を作り出すのはひとりひとりの体で、芸能はそれを湧き出させる触媒のような役割をすると思う。


この前のポストのアクセス数がえらい数になっていて、なんだろうと思ったが筐体が稼働するニュースがあったからかと、合点した。

楽しみましょう。