日: 2025年1月10日

  • 全修見たり【2025年1月10日】

    全修見たり【2025年1月10日】

    少し前、朝に霜が降りていて(多分寒さで)枯れかけていたオキザリスはもうダメだなぁという状態。
    しかしアネモネなど寒さに強いものは元気である。
    寄せ植えにしていた植物で幾つか寒さで傷んでしまったものがあるので植え替えしたいが、仕事が切羽詰まっているのと、こう寒いと植え替えがちょっと危険なので悩み中。

    日本海側は雪が多くて大変そうだ。
    太平洋側は来月頭あたり降るのだろうか。
    思っていたより、暖かめの冬なので過ごしやすい。

    木の実マスターは年明けと同時に配信はしていたけれど、7日から地上波の放送が始まって、Twitterなど見ていると結構見てもらっているようで驚いている。
    異世界転生ではないのだけど、ファンタジーというジャンルのファンが沢山いるのがよく分かった。
    沢山見てもらえているというのは純粋に嬉しい。
    比較的好意的な感想が多いのもホッとしたところではある。

    SNSだけを見ていても最近は反応が分かりにくくなっている。
    TwitterというかXから離れたヲタクたちも多い、とうことと今の日本のアニメのお客さんの半分くらいは海外の人たちになってしまったことが大きい気がする。
    海外の反応は結構積極的に探しに行かないと出会えないので、なかなか嗅ぎ取るのは難しい。
    しかし、何かファンコミュニティーの反応を探る場所があるといいと思うのだが…。


    全修。というアニメの1話を見た。
    全修はアニメ業界用語で上がってきた絵を全て直してしまう事だ。
    やられた方にも、する方にとっても悪夢的な作業である。
    作品冒頭で監督が全部修正と言っているままの意味である。
    前修だけは避けたい。
    なぜ全修を見たかというとキャラクターデザイナーが石川佳代子嬢だからだ。
    彼女はアイカツ!の時、とても活躍してくれた大恩人。
    アニメ業界には珍しく、独自のセンスを持ったまま仕事を続けている稀有な存在だ。
    というわけで、気になって見たのだけれど石川節はしっかり発揮されていて面白かったのだが、それよりも企画のコンセプトが面白くてひっくり返ってしまった。
    以下ネタバレを含む。


    アニメSHIROBAKOとファンタジー(石川佳代子を使っているので)を掛け合わせたようなものになるのかなあと予想していた。だが、今流行りの異世界転生ものじゃないですか。
    アニメーターが異世界に転生し、さらにアニメパロディーも積極的にやるというという、パッと思いついたネタを瞬間接着剤でくっつけた様な企画を超絶作画で作っていて、これは面白い。
    ノリとしては銀魂みたいな作品に似ている。
    パロディーの選択も1話は度メジャーな作品を取り上げていて、毎度これをやるんだったら、どんな作品を選ぶかが成否に関わりそうだ。
    一見マニア向けの様な企画だが、凄いメジャー志向な作品なので行く末が楽しみだ。
    パロディーは我々が子供の頃に比べると非常にやりにくくなったが、こういう軽いノリの企画が許されて、そこそこ儲かるならアニメの未来は明るいのかもしれない、と思える。
    海外でどう見られるのかも気になる。
    ぜひ成功して頂きたい。