春夏はかなり調子良く大きくなって、少し大きな鉢に植え替えたブータンルリマツリが枯れた。悲しい。
先々週くらいの連日の雨が、多分原因。
結構水切れが早いので、雨にあたっても大丈夫かな…と思っていたのだが、暑さのせいもあったのだろうが多分根腐れ。
うーーーん、やはり育ててみないとなかなか性質は分からず。
塩梅がわかっていれば軒下に避けたのだが…。
しかし、ここ数年色々育ててかなりコツは掴んできた気がする。
環境に合う合わないが植物には重要なので、合わないものは幾ら綺麗でも育てるのが難しい。
気をつければ上手くいくものと、難しいものの見分けは少し育てればつくようになってきた。
なるべく育てやすいものをいい感じに仕立てていくのが今後の目標になりそう。
とはいえ育ててみたいものも無限にあるので、ちまちま実験も続行。
場所は限られているし、取捨選択の時期になってきた。
月: 2026年8月
ペンネーム【2026年08月22日】
ペンネームを考えるのは苦手で、ほとんど覚えていない。
それなりの数ペンネームの仕事もあると思うが、毎回結構違う名前をつけていた気がする。
制作に任せたりした時は、どんな名前で出ていたのかも分からない。
本名でやっていた仕事でさえ間違えられてクレジットされているものもある。
ぺーぺーの演出の扱いなんて、そんなものだ。
そもそもデビュー作の名前が他人のクレジットだった。
最近は他人の作品の手伝いは基本ペンネーム。
コンテを気兼ねなく直してもらえるように。
あえて直されるような仕事をしているということは無いのだが、気を使わせるのも嫌なので。
無名の頃はなるべく本名で仕事をしていた。
なんせ誰かの目に留まらないと仕事が来ないし。
知り合い以外からの仕事なんてほとんどきた記憶は無いのだが、制作が仕事を出す時にこいつは何をやってたのか、ペンネームが多いと調べづらい。
ペンネームだけで仕事をするという選択肢もあったのだろうが、あまりやっている人はいなかったし、考えるのも面倒だった。
ペンネームの読み方なんて考えた記憶がほとんどないのだが、先日読み方を聞かれた。
確かに海外配信が多くなって、ローマ字表記でクレジットされる機会が増えたので読み方がが分からないと困るのだろう。
夜露死苦みたいな読みにくいペンネームは付けづらくなるかもしれない。
自分の作品のクレジットでペンネームを使用している人は私は普段本名で打ち合わせなどをしていてクレジットを見て、ん?誰?ああペンネームか、と得心するのだが、なんでこの名前なんだろうと名付けの理由を聞きたくなることがある。
珍しい漢字を使っているから、ということでなくとも何かその名前をつける理由があったりするのか興味が湧く。
全く意味のない名前をつけるというのは、結構難しいことなんじゃないかと思う。
意味がないのなら名前じゃなくて数字の羅列とかでもいいわけだし。
全く覚えられない強力なパスワードみたいなのでいい。
覚えられないための名前なんて存在しないんじゃない?
名前なんていう重いものを考えるような気分でペンネームも考えてしまいがちで、とにかく苦手である。
台風の後【2026年08月18日】
国立映画アーカイブに「わんぱく王子の大蛇退治」を見にいく。
前日の夜、台風が関東を通過していたが割と早く抜けてくれたので、雨は大したことがなかった。
国立映画アーカイブは初めて行った。
夜の19時の回だったが東映の企画目当てではないお客も沢山いて、なかなかの賑わい。
2階のシアターOZUへ。
待合のホールには昔の東映作品のポスターが飾られていて私の世代でも懐かしいものもあった。
ドラゴンボールZのポスターに作画監督:前田実の名を見つける。
東映初期の映画は観ていないものも多い。
長靴を履いた猫、どうぶつ宝島、空飛ぶゆうれい船、ホルス、は観た。
なかでも好きなのは、どうぶつ宝島。
シンプルなデザインだが宮崎御大の絵作りのアイデアが凄いし、よく動く。
ホルスは良い作品を作ろうという思いは溢れ出ているが、それが重すぎて教条的な印象であまり好きではない。
歴史的な意義があるのはよく分かる。
長靴を履いた猫は力が抜けていて楽しかった記憶。
とくにラストの大塚康生、宮崎駿コンビのアクションは出色。
みんな見たのは随分前なので、うろ覚えではあるのだが。
大蛇退治は見たいと思いつつ、たまに上映している印象でいつでも見られるだろうと思って見逃し続けていた。
上映前に学芸員からの簡単な解説。
63年制作で、東映動画の年1作体制最後の作品だったことなどの説明があった。
冒頭のクレジットに演出助手:高畑勲の名前。
作りは、いたって素朴。
子供向けだからということもあるのだろうけど、ドラマは難しくなりすぎないようにしてあるので、アニメ的な面白さが前に立って見える。
フルアニメ、ハンドトレスで作る作品はとにかく大変だ。
後の作品と比べるとトレスの技術など粗い。
ディズニーが凄さを思い知る。
それぞれのシーンで担当原画マンの色が出ている。
アメノウズメの踊るシーンとラストの大蛇との対決は印象的。
飛ぶスサノオウの影が岩肌に伸びていくところはナウシカの飛行シーンを思わせる。
ここから随分と演出も作画も進化したんだなと思う。
失われた部分もあるんだろう。
寝不足だったせいもあって、ちょっとうつらうつらしながらも最後まで見られて満足。
植物は地植えしたルドベキアが今一つ生育不良。
壁の近くなので日当たりが悪いのかも。
いちじくは枝が地面スレスレまで下がってしまって、実がなっているがカビてしまったのが幾つかあった。
今年は諦めて枝を仕立て直さないとダメそう。
夏には枯れると思っていた金魚草が生き残ったので、それはそれでどうしたものか?
ヘリオプシスが今年は咲かないかもしれない。
今年の夏はエキナセアを育てるコツが呑み込めた気がするので、それが収穫かな。
最近、毎週末は演出講座の準備が大変。
他の仕事は、これからバタバタしそう。
ストリーボード作成で学ぶ演出(のための準備)【10】基礎的用語の説明(の難しさ)
私の演出講座の受講生たちは、短いものではあるけれど初めてのコンテを仕上げてきてくれて、ひと安心。
それを受けて本格的に座学を始める。
まずは基礎的な用語を説明しようと思いつくままに並べてみたが、ん?どこからが基礎なんだと基礎沼の存在に気づいてしまった。
映像の基礎用語みたいなものをあげつらうとそれを暗記するだけで頭がパンクしそうになるような量なので、まず絵コンテ作成で出てきそうな基礎的な用語だけに絞ることにした。
そもそも自分もよく理解していないような基礎的な知識は山ほどある。
知らなくてもとりあえず絵コンテが描けそうなものは、ひとまず除外。
基礎って、どこからどこまでなのだろか…といところから頭を抱えた。
・絵コンテ用紙各部の名称
【映像用語の基礎知識】
・フレーム
・カット/ショット
・シーン
◯映像の中に映るものの大きさ
小)ロングショット/フルショット
中)ミディアムショット/バストショット
大)クローズアップ
◯カメラの高さ
低い)あおり(仰角・低いところから高いところを見ている状態)
普通)目高(人間の目の高さ)
高い)俯瞰(高いところから低いところを見ている状態)
◯人数による区分
ひとり)
2人)ツーショット(2S)
3人)スリーショット(3S)
4人以上)グループショット(GS)
【カメラワークの用語】
◯カメラの移動
・PAN=パン(撮影フレームの移動によって起こるカメラワーク)
・付けPAN(キャラクターに撮影フレームがついていく)
・FOLLOW=フォロー(キャラクターに撮影フレームがついていく)
・T.U=トラックアップ、T.B=トラックバック(カメラが対象に近づいていく、遠のいていく)
◯ディゾルブ
・F.I=フェードイン、F.O=フェードアウト(「黒から」映像がだんだん現れる、「黒へ」消えていく。暗転)
・W.I=ホワイトイン、W.O=ホワイトアウト(「白から」映像がだんだん現れる、「白へ」消えていく)
・O.L=オーバーラップ:前の画面と次の画面が重なって映りながら変わる
・ワイプ:次画面が横から入ってくるなどして置き換わる。一度画面が何かで隠されて置き換わる)
◯その他の撮影用語
・S.L=スライド:キャラクターなどの素材を画面上で引っ張って移動させる
・T光=透過光:画面内で発光させる光(昔は撮影台の裏から光を当てた)
・ピントをぼかす:特定のものから焦点を外す。Bセルボケ大、などと書かれる・フォーカス イン・アウト:画面全体のピントを合わせる、外す
ざっくりこのくらい知っていれば(全部知らなくても)コンテは描けるかなと…。
画角とか他にも基礎的と思われるような用語はいくらでもあるけれど、暗記に時間がかかっても本末転倒だしなと思う。
基礎的な用語とは、どこまでを指すのか。
教科書的な本など見て検討するしかないかなぁ。
舞台・植物【2026年08月02日】
微妙にバタバタして、しばらく日記をつけていなかった。
もう8月。
3連休中日の7月19日は内古閑さんに誘われて、端栞里と高熱「この景色ぜんぶアクスタにするよ、アリーナ」を観劇。
南極という劇団に所属する端栞里さんの一人芝居で演出が三浦直之さん。
端さんが非常にパワフルな演技をする人で、ぐいと引き込まれた。
話はドンキホーテ的なネタで主人公は誰も客のいない(コロナで)ライブハウスで歌っているということが途中で分かる。
でもやるんだよ、的な物語に心を掴まれる。
劇中歌の端さんのパフォーマンスの熱量も素晴らしかった。
青春ものへの興味が薄れて、自分で作るのはもう難しいかもなと思っていたが、またやりたくなるような心に火をつけてくれる芝居だった。
次の日は豊洲PITでNegiccoライブ。
久しぶり。
すごいパフォーマンスで楽しかった。
3人とも母になって、しかしステージは前より素晴らしくなっている。特に歌。
ほんとにすばらしい。
27日は国立公文書館でアニメ業界クリエイター向けの見学会。
お堅い文書しか持っていないかと思いきや、江戸幕府から引き継いだ様々な文献や絵図なども持っており、かなり面白かった。
展示室にあった玉音放送の原稿のレプリカ、日本国憲法のレプリカなども解説を聞くと面白さが倍増。
文字にも人間模様が刻まれているんだなと。
一旦お開きになっても、皆居残りで質問やら資料に見入ったりしていた。
私はレプリカの打ち上げがあったので、早めに切り上げた。
打ち上げでは、いつもほぼ何も食べられないのでラーメンを食して会場へ。
制作にはプリプロから数えると2年半かかっているので、久しぶりに会う人も多い。
忙しい中でも結構集まってくれたのは嬉しかった。
夏も本格化。
植物は枯れるものは枯れた。
寄せ植えの2つの鉢のうち、片方は夏用にセロシア、ロベリア、とうがらしに変えた。
もう片方の金魚草が何故かいまだに花をあげていて、勢いはさすがに無くなっているものの枯れないので、どうしたものかと思っている。
夏越ししてしまうのかもしれない。
最近調子の悪かったシルフィウムは、水切れが原因かもしれないと思い至り、受け皿を接地。
ずっと水を溜めておいたら、新芽が吹き勢いを取り戻した。
本当は結構背の高くなる品種のはずなのだが、20センチほどの高さで黄色い花を咲かせている。
秋に大きな鉢に植え替えれば、もっと勢いよく咲いてくれそうだ。
そも、地植え向きと説明が気が付いていたからなぁ、扱いが悪すぎたか。
モッコウバラの下のペンステモン・ハスカーレッドは枯れたかも。
秋まで一応様子見。
生きてたら植え替えよう。
エキナセアはついに、育てるコツを掴んだかもしれない。
とにかく水をやりすぎない、というか切らし気味にする。
これに尽きる。
買った3品種とも元気がいい。
肥料もほとんど与えていないが、少し花の色が悪くなっている品種があるので、そいつには液肥など与えて方がいいのかもしれない。
アゲラタム・モナークマジックは手がかからず良い。
紫の小さな花がたくさん咲く。
うまく選定しないと形は暴れがちかも。
地植えしたルドベキアは思ったほど大きくならず。
植えた時期が遅かったからか?
まだチューベローズは花が上がらない。
分球しなかったせいか。
夏の花はそんなところ。
演出講座は、みんな初めてのコンテを上げてきた。
短いシナリオとはいえ、期限内にほぼ最後まで描き切ったのは良いこと。
聞くと休日を使って描いていたようなので、時間は足りなかったろう。
ひとまずスタートが切れたので良し。
