冬のオリンピックは、ほとんど見なかったのだけれどフィギュア女子のフリーだけ、仕事終わって気が向いたので見た。
そもそもあんな機会と場所で滑るということはとんでもなく緊張すると思うのだが上位選手は尋常でないメンタルを持っているのだと思う。
金メダルを取ったアリサ・リュウでとんでもなく湧いた会場の空気に呑まれず演技した(様に見えた)坂本花織を見ていて凄いという言葉しか出てこなかった。
銅メダル17歳の中井亜美嬢はアイカツ!が好きらしく携帯に美月とソレイユのステッカーを貼ってくれている。
17歳だとリアルタイムに見ていたのであれば幼稚園くらいの歳。
あんな、すごいお嬢さんがアイカツ!を好きだというのは嬉しい。
前回書いたアイカツプラネットのライブを見た記事がえらく沢山読まれていて驚く。
普段は植物の話とかだから、ほとんど読まれていないのだが(笑)
福尾匠×小川哲の対談をYouTubeで見ていて小川哲が値付けの問題を話していた。
他のたくさんの人間にとってはつまらない作品でも、たった一人の心に響いてその人間の人生を変えてしまうことはありうる。
しかし、それを2000円で売っても商売にならない、それをどう乗り越えるか考える必要がある。という話をしていた。
それは私もよく考える。
アイカツ!の様な子供向け作品にとっての商売は観客と商売相手に齟齬がある。
子供向けは基本的に子供がお金を直接作品周りに払うことはない。
ほとんどが親を通して参画する。
じゃあ親が考える子供に見て欲しい作品にすれば上手くいくのかというと、そう簡単ではない、と思う。
子供が面白いと思わなければ、商品が売れたりはしない。
単純に考えれば子供が面白がって、(消極的にでも)親が見せてもいい作品が正解、ということになる。
この2番手の視聴者(読者)をどう扱うかが商売的には結構肝だ。
例えば明らかにジャンル的に強いお客さんがいる場合、メインに考える観客をそこに置かない、ということができる。
それはジャンルの強みを利用させてもらいつつジャンルそのものを拡張する試みにもなる。
ニッチな観客にそうでないジャンルの力を使って届かせるということも出来なくもないんじゃないか(簡単ではないが)と思う。
いまアニメはそこそこ商売になれば作品が作れるという状況であると思うけど、オリジナルは「そこそこ」に届かないことが多い。
原作ありが多いのは他にも理由はあると思うけど、「そこそこ」なら上手くやればいけそうな気がする、んだが。
お金集め問題なんかもあったりするので、一筋縄ではないのは分かる。
マンガ・ワン騒動は人ごとではない。
社会復帰=元の職業に就く、とするのは単純には難しいだろう。少なくとも表現界隈の仕事は。
