木村隆一 website:Ryuichi kimura website

ついに年末

多少、余裕も出来たのでワールドカップを見たり。
スペインに勝つとは思わなかった。
「すずめの戸締まり」遅ればせながら見に行けた。
制作が大変そうな話は聞いていたが、そりゃこれを作るのは大変でしょうよ、と頷かされた。
ジブリの映画がしばらくなくて、代わりを担っていたのは細田さん、新海さんだが新海さんが一歩抜け出したような印象。
大勢が興味を持てるようなネタを上手く料理して新海さんらしさも残しつつ、面白くまとまっていたと思う。
要石側の理屈はもう少し説明したほうがいいと思ったが、目をつぶれるような作りには出来ていたんじゃないだろうか。
天変地異を題材に3本作ったので次は何を作るのだろう。
毎度、皆の期待に応えていくのは容易ではないが、新海さんは毎度進化を感じるので楽しみだ。
アニメの映画も最近は沢山あってなかなか追いかけきれない。
デルトロのピノキオとフィル・ティペットのマッドゴッドは何とか見に行きたい。
知り合いの関わっているものも全然見られていない。
最近は配信でも見られてしまうので、油断して余計見逃してしまう。
ディズニーの新作なんかも映画館では最近はあんまり大きく宣伝しなくなって配信で見せる方に切り替わってる感がある。
歳を食ったせいで最近は長い映画を見るのに少し身構えてしまって、3時間とかあると配信でいいかな、などとも思う。
すずめ…も、まあまあ長かったので構えていたが長さを感じず楽しめた。
ブラックパンサーの新作も見たいけれど、3時間くらいあるからなぁ…。
しかし、映画館で映画を見るのは好きなので時間があればなるべく行きたい。

年が明けたら、自分の映画「アイカツ!10th story」も公開だ。
映画といっても短めだし軽い感じで見られると思う。
ただ、完全に昔見ていた人のために作った作品なので初見の方にはお勧めしない。
が、なるべく大勢の人に見てほしいのも素直な気持ちで同窓会に行くみたいな気分で映画館に足を運んでくれるといいなと思っている。
10年経つと本当にいろんなことがあるもんだな、とつくづく感じる。
後日談みたいな映画は蛇足になりかねないが…なかなか10年経って作品を作らせてもらえるタイトルというのもないので、できる限りのことはやったつもりだ。
喜んでもらえる作品になっていると思いたい。
大ヒットはしないが、来た人は楽しんでもらえるんじゃないだろうか。
私がアイカツ!に関わる機会も、流石にこれが最後かなと思うし。

来年は何をやっているだろうか。
来年放映の作品が始まる頃には制作は終わっているので、次の仕事をしているとは思うが、特に何か決まっている訳でもない。
相変わらず流浪の人生。
楽しくやれればなんでも良いが。

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