台風の後【2026年08月18日】

国立映画アーカイブに「わんぱく王子の大蛇退治」を見にいく。
前日の夜、台風が関東を通過していたが割と早く抜けてくれたので、雨は大したことがなかった。
国立映画アーカイブは初めて行った。
夜の19時の回だったが東映の企画目当てではないお客も沢山いて、なかなかの賑わい。

2階のシアターOZUへ。
待合のホールには昔の東映作品のポスターが飾られていて私の世代でも懐かしいものもあった。
ドラゴンボールZのポスターに作画監督:前田実の名を見つける。

東映初期の映画は観ていないものも多い。
長靴を履いた猫、どうぶつ宝島、空飛ぶゆうれい船、ホルス、は観た。
なかでも好きなのは、どうぶつ宝島。
シンプルなデザインだが宮崎御大の絵作りのアイデアが凄いし、よく動く。

ホルスは良い作品を作ろうという思いは溢れ出ているが、それが重すぎて教条的な印象であまり好きではない。
歴史的な意義があるのはよく分かる。

長靴を履いた猫は力が抜けていて楽しかった記憶。
とくにラストの大塚康生、宮崎駿コンビのアクションは出色。

みんな見たのは随分前なので、うろ覚えではあるのだが。

大蛇退治は見たいと思いつつ、たまに上映している印象でいつでも見られるだろうと思って見逃し続けていた。

上映前に学芸員からの簡単な解説。
63年制作で、東映動画の年1作体制最後の作品だったことなどの説明があった。

冒頭のクレジットに演出助手:高畑勲の名前。

作りは、いたって素朴。
子供向けだからということもあるのだろうけど、ドラマは難しくなりすぎないようにしてあるので、アニメ的な面白さが前に立って見える。

フルアニメ、ハンドトレスで作る作品はとにかく大変だ。
後の作品と比べるとトレスの技術など粗い。
ディズニーが凄さを思い知る。

それぞれのシーンで担当原画マンの色が出ている。
アメノウズメの踊るシーンとラストの大蛇との対決は印象的。

飛ぶスサノオウの影が岩肌に伸びていくところはナウシカの飛行シーンを思わせる。

ここから随分と演出も作画も進化したんだなと思う。
失われた部分もあるんだろう。

寝不足だったせいもあって、ちょっとうつらうつらしながらも最後まで見られて満足。

植物は地植えしたルドベキアが今一つ生育不良。
壁の近くなので日当たりが悪いのかも。

いちじくは枝が地面スレスレまで下がってしまって、実がなっているがカビてしまったのが幾つかあった。
今年は諦めて枝を仕立て直さないとダメそう。

夏には枯れると思っていた金魚草が生き残ったので、それはそれでどうしたものか?

ヘリオプシスが今年は咲かないかもしれない。

今年の夏はエキナセアを育てるコツが呑み込めた気がするので、それが収穫かな。

最近、毎週末は演出講座の準備が大変。

他の仕事は、これからバタバタしそう。