日: 2025年2月9日

  • 嘔吐・シビルウォー【2025年02月09日】

    嘔吐・シビルウォー【2025年02月09日】

    結局うちの辺りは雪は降らずで助かった。
    しかし風が強いので寒さが沁みる。
    週明けからは少し暖かくなるという予報だが…。

    久しぶりに腰痛が出ているので散歩に行きたい(少し運動しないと治らない)のだが、寒くて外に出る気力が全く湧かない。
    今日は植物を買いに行くという理由をつけて久しぶりに少し歩いた。
    仕事は終わらないし、打ち合わせか買い物でもなければ外に出るきっかけが無いので何か歩く口実を作らないとまずい。

    忙しいと椅子で居眠りしたり、うっかり床で横になったりで腰をやってしまうことは良く有って、気をつけていても、猫に構え構えとせがまれて遊んでるうちにうっかり床で寝落ちて後悔したり。この世の終わりの様な声を出して廊下で鳴かれては集中できない。

    新しい文芸誌GOATに載っていた小川哲の「嘔吐」を読んで爆笑した。
    女性小説家を推してるファンの炎上騒動をネタにしてSNSあるある言説が書かれていて笑うと同時に頭がを抱える。
    ネット上のライトで真面目に読むに足らない批判だが微妙に痛いところを突いてくる感じなどがうまく再現されていて苦笑。
    ラストの切り捨て方は笑えるのだが、現実はああバッサリといかないか。
    筒井康隆の「大いなる助走」が読み返したくなった。

    シビル・ウォーアメリカ最後の日を仕事しながら見た。
    映像はとても良くできている。
    戦闘シーン、残虐シーンは割とストレートに血みどろでネット上に溢れかえる残虐シーンを見慣れている人間にも説得力を感じさせる。
    しかし、肝心なことは何も言ってない言わない感が強すぎて虚無。
    ジャーナリストが主役なのだが、肝心の内戦がどうして行われているのかという事には全く触れないので沢山描かれる死も娯楽的な要請以上のものは無い。
    最後まで重要なことは何も言わないまま見せ切る脚本力は大したものなのだが仏作って魂入れずの典型に見える。
    マウリポリの20日間の方が残虐シーンはあまり無いもののよほど恐ろしい。

    仕事しながら起きていたのでトランプ大統領と石破首相の会見を見ようと思っていたら少し寝落ちしている間に終わっていた。
    石破氏が68でトランプが78。元気だなあ。

    仕事のトラブル諸々は何とかなりそう。
    劇伴ラフが出来た。良い感じである。