また新しい戦争が始まってしまうのか。
大事にならないことを祈るばかりである。
人は「ここ」と「あそこ」の区別をせねば生きていけぬのだろうが、線引きというのはなかなか穏便にはすまないものだし、実際には存在しない線を引くというのは難しい。
先週末はヨーロッパ企画の「切り裂かないけど攫いはするジャック」を観劇。
とにかくテンションの高いコメディで楽しく見られた。
来週はロロの新作を見る予定。
下北沢は線路沿いが随分変わっていた。
小さな店も大きな店も増えて、ちょうどアートイベントなどもやっていて楽しそうだった。
またゆっくり回って見たい。
本はイアン・マキューアンの「甘美なる作戦」(原題:Sweet Tooth)を読了。
2014年に訳された本だが、とある書評家が紹介していて面白そうだったので読んでみた。
小説をモチーフにしたスパイ小説という変わった趣向の作品で、少女小説の様な語り口だったので作者は女性かと途中まで思っていたのだが、おじさんだった。ブッカー賞も取ったことのある有名な方。
最後の畳み込みが素晴らしく、小説らしい小説で映像にするのは難しそう。
次は津村記久子「水車小屋のネネ」を読みたいがまだ買ってもいない。
久しぶりに少し小説が読みたくなったいる。
積読も随分嵩んでいるのでちまちま減らしたいのだが。
もう竜王戦も始まってしまった。
藤井聡太vs伊藤匠という久しぶりに若い人同士のタイトル戦で相がかりの難しい将棋。
20年くらい前に将棋を見始めた頃は渡辺明が森内さんを倒して初めて竜王になった頃で、竜王戦は思い入れが深い。
藤井聡太くんが現れて、急激に世代交代が進んだ感がある。
羽生さんは同世代なのだが、おじさんたちの頑張りを見るのも楽しいものがある。
竜王戦が終わるともう今年も終わりだなぁという感慨が押し寄せてくるのだが、最終局までぜひもつれてほしい。
ちょいと体調は良くない。大したことはなく歳だし仕方ない。
そして、アイカツ!放送開始から11年。
時間はどんどん過ぎていく。