もう雪は降らないか…?

また雪が降って、さすがに落ち着いたか。
植物も新芽や花芽が上がってきたり春が近づいてきた感。
一つ仕事のミッションを片付けたら気が抜けたのか風邪をひいた。
熱も他の症状も酷くはないのだが微妙に長引いて、こちらもやっと落ち着いてきた。
そもそも風邪をひいたのが、えらく久しぶりな気がする。
コロナ禍の感染症対策が過剰なまでに行き届いていた頃は風邪が蔓延する余地もなかった訳だから日常が戻ってきたともいえるか。
しかし、風邪もコロナも引いてなんの得もないので出来るだけ遠ざかっていたいものだ。

大統領の口論などというのは初めて見た。
そもそもあんなに長くメディアのカメラが入っているのが珍しい。口論などYouTubeなどを探せば幾らでも出てくる時代なので、今どきな出来事の一つなのかもしれない。
とはいえ、あれだけ世界をざわつかせる口論が見られることはめったにない。
現実の映像がフィクションの映像にどういう影響を与えるかは興味が尽きない。
フィクションの中で感じるリアリティはこういうもので常に更新されているのだろう。
シビルウォーは、ニュース映像的なリアリティーをよく再現していた。
ただ映像のリアリティーだけでは物語のリアリティーは担保されない。
ユーチューブにしろニュース映像にしろ、人が撮ったものに含まれる演出についても選り分けるのは難しい。

今作っている作品との繋がりやら自分の興味もあって、渡部渚のエッセイを読んだ。
時代は変わると言っても一様なグラデーションで変わる訳ではなくて斑にぐるぐると攪拌されながら良くも悪くもゆっくりとしか変わらない、というのは身に染みる。
憂鬱ではあるが、ゆっくり攪拌するしかない。